中野 孝次: 清貧の思想
アドベンチャースポーツマガジン (2006)
山野井 泰史: 垂直の記憶―岩と雪の7章
沢木 耕太郎: 凍
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ゆっくりと本を読むシアワセ。
まずは「風が強く吹いている:三浦しをん」。 展開はさておき、描写はたまらないなぁ。個性的な10人のキャラ。その中の一人に昔の自分を重ねて、一気読み。
そして「猫を抱いて象と泳ぐ:小川洋子」。 続けて読むには組合せが悪かったのか、最初は取っ付きにくい印象。読み進むうちにじれったさが透明感に変わり、昇華しました。
最後に「風の盆恋歌:高橋 治」。 この夏訪れた越中八尾「おわら風の盆」。時間と場所が決まった見せるための踊りと違い、いつの間にか始まっては消える自分たちのための踊り、それが「町流し」。そこに、この物語とおわらの原点があるのかもしれない。
新しい眼鏡を作ったので、これから暫く晴耕泳雨読、といきますか。
投稿日 2009年11月18日 (水) 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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